ズボンはドロンコ、足はヘロヘロ(@_@;)

  田んぼは、代かきが終わったときから新しい草が生え始めると云われています。
  もしそのままにしていたら確実にその田んぼは草だらけになり、イネは草に負けて
  収量が減ってしまいます。
  農家の中には、“アイガモ”を使った除草や“米ぬか”などを使った除草の方法に取り組ん
  でいる方も見受けられますが、それは、どこでも、簡単に、だれにでも出来るという訳では
  ありません。ましてやすべて手でとることなどはまず不可能です。
  草を抑えて安定した収量を上げるために、ほとんどの農家は除草剤を使用しています。
  それでも草が抑えられないときはもう一回除草剤を使っています。
  そこで今年は、これまで二回使っていた除草剤の使用を一回だけに減らし、二回目の除草
  剤のかわりに除草機を使うことにしました。
  この除草機を使った作業は、以前は良くあちらこちらの田んぼで見かけたのですが、最近
  では効き目の良い除草剤の登場や初期と中期、初中期一発剤といった除草剤の体系処理
  が確立したことなどで、この作業のきつさなどからも敬遠されて、今ではこのあたりの田ん
  ぼでもほとんど見かけなくなりました。
  (私も10年ぶりくらいで除草機を使います(^_^;)。

    
中耕・除草
6月10日〜13日

エンジン付きの除草機

イネの間にはシッカリと雑草が生えています(T_T)
  
  除草機は中耕機とも呼ばれ、田んぼの草を土の中にねり込むほかに、イネわらを鋤き
  込んだ田んぼのガス抜きやイネの根に酸素を供給するなどの効果があります。
  私の使っている除草機は、真ん中に三つの車輪と両側に半分の大きさの車輪が付いて
  いるもので、イネをつぶさない様にかけて行きます。
  この機械は、“オカ”の上で持ち上げるぶんにはそんなに大変ではありませんが、田んぼ
  のなかでは結構重く、ぬかるんだ田んぼを歩いたあとに方向を変えるために持ち上げる
  ときなどは、よほど下っ腹にに力を入れて持上げないと“ギックリ腰”になりそうです(▼▼)。

 
 梅雨時の蒸し暑いこの時期、ただひたすら
 田んぼの中を行ったり来たりします。
 一枚の田んぼが終わる頃には、ズボンは
 ドロンコ、おまけに足までツッてヘロヘロ
 状態です(T_T)。
 終いには、除草機に引きづられるようにして
 歩きます(^_^;)。

 6反歩(約6,000平方米)の田んぼをかけ
 終って万歩計をみたら、これぽっちだけしか
 カウントされていないのでガックリ(▼▼)
 コワレテンデネェーカナと思ったが、田んぼ
 の中をソロリソロリと歩くので正確に動いて
 なかったんだねキット(^_^;)。


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『おいらの田んぼ』  澁谷 啓
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