米づくりの一番最初の大仕事!

 今日は、米づくりの一番最初の大仕事の“種まき”です。
 家族はもちろんのこと親戚にも手伝ってもらい、床土を入れた箱に播種機を使って「種まき」
 「潅水」、「覆土」まで行い、その後に育苗ハウスに並べるまでの作業を行ないます。  
 毎年のこととは云いながら米づくりの第一歩とあって、やはりこの日は、ちょっと緊張します。
 
種まき
4月2日



この春、小学校の2年生になる従弟の息子のボクもお手伝いです。
今年は、“温湯種子消毒”のおかげで、農薬を使っていないこともあり
小さい子供が触っても安心です。




種まきの工程は 




床土を入れた箱にかん水して 




籾をまいて 




土をかけて終了です。


 種籾は、あらかじめ苗の生育をそろえるため
 に、一晩32℃の温度をかけて少しだけ発芽
 させています。
 ちょうど籾の肩のあたりから発芽しています。
(白くとがった部分です)
 発芽させたあとは、種まきし易いように前もっ
 て籾を乾かしておくのですが、今年は乾かし方
 が少し足りなかったために、うまく籾をまくこと
 ができず、急きょ広げて天日干しです(^_^;) 。
 (濡れていると、機械にくっついてうまく落ちてこないの
  です)
 種籾をまいた後にかける覆土用の土ですが
 この土には、肥料が入っていません。
 (肥料が入っていない分、値段が安いんです(^o^)v

  種まきが終わった箱は、すぐに育苗ハウスに運びます。
  私の家の場合は、育苗ハウスの前で作業しているので、播き終わった箱は一輪車で運び
  ます。
  今日の種まき作業で一番きついのがハウスに並べる仕事で、足腰はもちろん、からだ
  全体が筋肉痛になること間違いナシ!(>_<)
  確実に、高見○(ロボコップ)状態になること請け合いです(^_^;)

   
 
 箱の下に敷いているのは、ハウスの土まで
 根が張っていかないようにするための不織
 布です。
(下まで根が張ると箱を動かすときに難儀します)


 並べ終えた後は、芽が出揃うまで保温材で
 被覆します。
 一週間もすると、土の中から小さな苗が顔を
 出します。

 

ハウス内の温度計
 

地温計

並べられた苗は、5月の田植えまでの約1ヶ月間、
温度や水管理に注意しながら大切に育てられます。
特に芽が出揃うまでは、そとの天気の様子に気をつけながら
ハウスの温度計とニラメッコする気の抜けない毎日が続きます。


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『おいらの田んぼ』  澁谷 啓
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