おいしい
ごはん
を
食べたい
!
《精米したおこめはどのくらいで食べきればいいの》
精米したお米をおいしく食べるには、おおむね秋冬は1ヶ月、
夏は半月ぐらいと思われます。
収穫後から翌年頃までは気温が低いので1ヶ月、春になると気温が上がり
夏になると30度を超える日もありますので、保存期間は短くなります。
家族の人数なども考慮して、購入する時の量を決めましょう。
《おこめはどこに保存すればいいの》
かぜ通しの良い涼しく暗いところにしてください
台所に置きたいけれど温度も上がるし、湿度も高いので少しめんどうですが
置いておくのはすぐに使う分だけにして、残りはかぜ通しの良い涼しく暗いところ
にしてください。
なお、玄米の場合は長期保存が利きますが、それでも梅雨時になりますと
気温のほかに湿度も高くなりどうしても味が落ちてきますので、農協やお米屋
さんなどで売っている脱酸素パックに入れて、冷暗所に保存しておけば1年
たってもおいしく食べられます。
※保存容器は清潔にしておきましょう!
保存している容器の四隅に古い糠が溜まっていると虫などが発生
しやすいのでこまめに掃除をしてください。
おいしい
ごはん
の
炊き方
おいしいごはんを炊くための大事なことは
【洗う】
【浸す】
【蒸らす】
です。
【洗う】
お米のまわりには糠やゴミが付いていますが、
洗い方を間違えるとせっかくのお米が
おいしく炊き上がりません。
洗い方としては、水を入れてからサッとかき回しすぐに水を捨てます。
次に手のひらを使って軽く押すように研ぎ、水を入れてかきまぜ濁った水を捨てます。
これを何度か繰り返しますが、
あまりやりすぎますとお米の栄養分まで捨ててしまう
ことになりますので、多少水が濁っていてもあまり気にしなくても良いようです。
【浸す】
お米は
充分水に浸して
やらないとご飯はふっくらと炊き上がりません。
夏場は大体30分以上、冬場なら2時間以上、水に浸します。
水の量は、お好みのかたさに炊き上がるよう調整してください。
このとき、
炊飯器の容量いっぱい
や
炊飯器の底の方にすこしだけ
といった炊き方 も
あまりおいしく炊き上がりません。
また、
新米と古米でも水の分量が違います
ので注意が必要です。
【蒸らす】
炊飯器のスイッチが切れた後の
蒸らしも大変重要です。
炊飯器のスイッチが切れてから15分前後経ったら一度ふたを開けてシャモジで手早く
ご飯を切るようにかき混ぜ、余分な水分を飛ばしてお米を立たせてあげま しょう。
炊き上がった直後やスイッチが切れてから
長時間そのままにしたご飯
は
あまりおいしく
ないようです。
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『おいらの田んぼ』 澁谷 啓
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