ハラハラ、ドキドキの米づくりもいよいよ終盤!

   5月の田植えから始まって、春先の低温や夏の猛暑、そして病害虫などを乗り越えて、
   今年も稲刈りの季節がやってきました。
   毎日のように田んぼにかよい、イネの成長にいろんなことを教えてもらいながら、
   ハラハラどきどきの米づくりもようやく稲刈りを迎えることが出来ました。
   コンバインの軽快なエンジンの音に収穫の喜びと自然の恵みへの感謝の気持ちを
   重ね合わせながら、稲刈りの作業が続きます。

    
稲刈り
9月中旬〜下旬

我が家のイネも黄金色(^0^)

稲刈りの主役のコンバイン

刈取ったモミを運ぶコンテナ
  
  宮城県の稲作情報によると、今年はイネの穂が出る前の気温はやや高く・多照、
  穂が出たあとは少照で気温が高めで、この地区のササニシキ、ひとめぼれの刈取り
  適期の目安は9月18日〜28日頃になると発表されたので、我が家でも17日から機械の
  試運転をかねて、早朝から稲刈りの準備です。


  今年は台風の被害はほとんどなく、強風や大雨などでイネは少しなびき気味ですが、
  稲刈り前に雨があんまり降らなかったために田んぼも乾いているので、コンバインが
  順調に刈取っていきます。
  去年からコンバインのオペレーターは、息子に交代したので、私は下回りの仕事とカメラ
  マン(と称するワリに腕のほうはサッパリです(^_^;))に徹します。
  稲刈りも二日目をむかえて、刈り終えた田んぼから順番にトラクターで秋起こしをして
  いたら、少し離れた田んぼで稲刈りをしていたコンバインの走行系統に突然トラブルが
  発生(T_T)。
  JAの機械屋さんを呼んで診てもらったものの原因がわからずに、稲刈りが始まった
  ばかりと云うのに“長期入院”とのこと(▼▼)(▼▼)(▼▼)。
  長いこと農家をしていると機械の故障はしょっちゅうなので、一日や二日待たされても
  それほど如何ということはないのですが、コンバインでの稲刈りだけはモミが濡れている
  と機械がつまってしまい、イネを刈ることが出来ません。
  そのため天気の良いときが勝負なので、こんな天気の良いときにのんきに機械が直る
  のを待っているわけにはいきません(▼▼)。  
  そんな訳で、農協さんにいろいろと交渉してもらった結果、なんとか二日後に代わりの
  コンバインを借りる手配をしてもらうことになりました(^_^;)。

  
  約束どおりに代わりのコンバインが到着、新型モデルで大きさもデカイが馬力も家の
  コンバインの倍以上、当然お値段も倍以上です(^_^;)。
  “親父が機械の説明を聞いても、操作するのは俺だから”と云う息子の意見を素直に
  受け入れて、機械屋さんから息子が説明を聞いて稲刈りの再開です。
  最初は、機械の大きさと性能に操作が思うようについて行けない様子でしたが、一枚の
  田んぼを刈り終えるころには、機械の値段の高さにビビリ気味のこちらの心配をよそに、 
  平然と乗りこなしていました(^0^)(^_^;)

  
修理を終えて帰ってきたのが
稲刈りの最終日、到着した頃には
田んぼのイネも残りわずかになり、
試運転して機械の調子を確認することも
出来ずにそのまま自宅にご帰還です(^_^;)
  
来年のことを云うと“鬼が笑う”と言いますが、
今年休んだ分、来年はしっかり働いて
もらわないといけないのですが、
今から来年の稲刈りが
   少し心配ではあります(^_^;)†。
 


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『おいらの田んぼ』  澁谷 啓
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