お米の出来るまで
2004年(平成16年)           【稲刈り】


  5月の連休に田植えしてから天候にも恵まれてこれまで順調に育ってきた稲は、途中
  台風の襲来にも遭いましたがいよいよ今日から稲刈りが始まりました。
  「田植え」とともに稲作農家にとって一大行事であるこの時期は、毎年の事ながらワクワク
  するようなドキドキするような一年で一番うれしくそして忙しい時期です。

 9月13日〜21日
 

皆さんご存知のコンバインです。

     我が家にある農業機械の中で一番新しいのがコンバインです。
     以前は刈り取ったモミを袋で運んでいたのですが、こちらのグレンタンク式の
     コンバインになってからは、重いモミの入った袋を持ち運ぶこともなく作業場にある
     乾燥機まで楽に搬入することができるようになりました。
     昔の手刈りから、はさ掛けや棒がけまでの重労働を考えるとほんとうに信じられない
     くらいの進歩です。(その分、出費のほうも大変ですが・・・。)  
    



 コンバインで刈り取られた生のモミは
 軽トラックに積んでいるコンテナに移します。



 コンバインで刈り取ったモミをコンテナに
 排出しています。
 一杯になったら作業場の乾燥機へ直行
 です


コンテナから乾燥機に直接張込みします。

     田んぼで稲を刈ってから乾燥機にモミを入れるまで、機械を操作すること以外は
     ほとんど人手を掛けることなく作業することが出来るようになりました。
 



こちらは倒伏した田んぼの稲刈りの様子です。

    倒れてしまった稲は、普通の状態の稲と違って刈るのに手間がかかりますが
    それでもコンバインのスピードを落としながらなんとか刈り取って行きます。
    穂が発芽してお米の品質に影響するのではと心配しましたが、その後雨も降らずに
    田んぼが乾いていたこともあり、今のところは大したことにはならずに済みそうです。


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『おいらの田んぼ』  澁谷 啓
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