お米の出来るまで
2004年(平成16年)          【育苗管理】


   田んぼでの作業の傍ら、田植えまでの育苗期間は、温度や水の管理と共に苗の生育
   に気をつけなければなりません。
   苗を育てる仕事は、昔から米づくりの良し悪しの半分がこの育苗管理にかかっている
   と言われるほど、とても大事な仕事です。




      種をまいてから芽が出揃うまでの1週間くらいは、日中の温度を調節するため
      朝と夕方に保温材で調整します。


 4月9日(種をまいてから6日目)
   

 「左側がササニシキ、右側がひとめぼれです」

ササニシキの苗は出揃いましたがひとめぼれはもう一息といったところです。
  

「ササニシキ」
   


「ひとめぼれ」
  
 4月10日(種をまいてから7日目)

 
「左側奥のほうに幾分緑色に見えるのがササニシキです」

           ようやくひとめぼれの苗も出揃ったので、きょうから日中は
           被覆しているシートを外します。
 4月15日(種をまいてから12日目)
 
 

「こんなにミドリになりました」


「左側がササニシキ、右側がひとめぼれです」

この時期になるとちょっと見た目にはほとんど変わらなく見えますね。
  
「ササニシキ」
  

「ひとめぼれ」
 4月16日(種をまいてから13日目)
 
 
「液剤を調合しています」

きょうは肥料と苗立枯病(カビ)の予防のため殺菌剤を散布します。



調合した液剤を水中ポンプを使って散布しています。
  
「タチガレエ-ス」

苗立枯病菌(カビ)の殺菌剤です。
 
 
「くみあい液肥2号」

育苗専用の肥料です。


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『おいらの田んぼ』  澁谷 啓
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