お米の出来るまで
2004年(平成16年)           【種まき】


  今日は米づくりの一番最初の大仕事 「種まき」です。
  家族総出はもちろんのこと親戚にも手伝ってもらい、種まきから育苗ハウスに並べるまで
  の作業を行ないます。

 4月3日



 
           種まきは、前もって床土を入れた箱に播種機を使って「種まき」、
           「潅水・消毒」、「覆土」までの作業です。
   
   


「催芽」
  苗の生育をそろえるために、水浸けした
  種籾を少しだけ発芽させています。
 

少しだけ発芽しています。赤印)

 
  


 「ダコレート水和剤」
  白カビ、赤カビ、青カビなどの苗立枯病の
  防除のため使用します。(殺菌剤)
 
 
  まかれた種籾が隠れるように覆うために
  使用する肥料の入っていない土です。
 
 

  床土の入っている箱にカビの殺菌剤を
  注入しながら潅水しています。


  
 
 
   潅水が終わった箱に右のホッパから
   催芽済みの種籾をまき、左側のホッパ
   で種籾がかくれるように覆土して完了
   です。
 

 

こちらは覆土する前の種まきをした状態の写真です。

 

「親戚の子供も一生懸命手伝ってくれました」
種まきが終わった箱は、すぐに育苗ハウスに運びます。
 

  ハウスの中をトンボやレーキを使って
  平らにしながら並べていきます。

 

 並べ終えたあとは、芽が出揃うまで保温材
 で被覆します。
  

ハウスに並べられた苗は、5月の田植えまでの約1ヶ月間、温度や水管理に
注意しながら大切に育てられます。


『おいらのたんぼ』のホームページに戻る
『おいらのたんぼ』のホームページに戻る
お米の出来るまでの目次に戻る
お米の出来るまでの目次に戻る

〒981-0212 宮城県宮城郡松島町磯崎字磯崎11番地 TEL・FAX 022-354-5379
『おいらの田んぼ』  澁谷 啓
  は、 info@oiranotanbo.comまで。
当WEBサイトの画像・情報・記事の転載は、一切禁止いたします。